ドラゴンクエスト9星空の守り人、4時間くらいプレイした感想

代打です。

ドラゴンクエスト9星空の守り人買いました。4時間くらいプレイしました。色々噂のあったドラゴンクエスト9の新作ですが4時間くらいプレイした率直な感想を書きます。まだまだレビューとか攻略とか大それたことは言えないので4時間分の感想です。

その前に代打の好きなRPGドラゴンクエストをご案内。だいたいこんな奴がこんな感想を書いているという方向性という意味で。

●代打が一番好きなRPGウィザードリィなんですが、Windows版に移植されたWIZARDRY リルガミンサーガを今でもプレイしたりするくらい好きなんですが、何が好きかといえば、キャラメイキングと転職の仕組みがとても好きなんですね。ウィザードリィはどちらかと言えばシナリオ的なものには期待せずにキャラクターを作って延々と迷宮の中を探索するだけのゲームともいえるんですが、ひたすらキャラクターのレベルをあげてアイテムを探索する、これだけの行為の中にRPGというかゲームの面白さが全部含まれている、そんな気がしました。ウィザードリィPSPで出た国産外伝的シナリオウィザードリィ エンパイアIII 〜覇王の系譜〜もけっこうはまりました。同じようにキャラクターを作って迷宮をアイテムを求めて探索するゲームです。このゲームはプレステ2でも出ているんですが、何が良かったのかといえば携帯ゲーム機だったことがよかったです。寝る前にちょこっとづつ進める感覚が自分にはマッチしていました。次に好きなのが時代が突然新しくなって世界樹の迷宮です。RPGの作り手としては定評のあるアトラスのゲームですね。そしてニンテンドーDSRPGをやるということそのものが画期的だったゲームだと思います。当時はニンテンドーDSで面白いゲームってニンテンドーしか制作できない時代があったんですね。それを打ち破ったのが世界樹の迷宮です。こちらのゲームもウィザードリィと同様にキャラメイキングをして迷宮を探索する古典的なRPGだったんですが存在そのものはイノベーターでした。そんな意味も含めて職業が豊富な世界樹の迷宮II 諸王の聖杯よりもこちらの方が好きでしょうか。今年に入ってからそのアトラスから発売されたのが女神異聞録デビルサバイバーもお気に入りの一つです。悪魔合体、天使と悪魔の戦いなどメガテンらしい要素を盛り込んだこの作品も名作と言って良いと代打は思っております。メガテンと言えばペルソナ PSPもとてもよかったと思います。メガテンシリーズはどちらもシナリオに凝りつつそれだけでもなくやり込みゲーとしても優れているという要素で過去の古典であるウィザードリィを凌駕しているとすら思います。こちらはただいま絶賛プレイ中です。デビルサバイバーRPGというよりSRPGになるんですが、SRPGの名作、ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争も好きなRPGから外せませんね。このゲームはシナリオの良さとSRPGのやりこみ要素がうまく融合してやっぱり長時間のプレイをしました。ファイナルファンタジーと言えば3(初代FC版)は大きくはまりました。クールな仲間たちがFC版の良さでしょうか。そしてやっぱりファイナルファンタジーと言えばファイナルファンタジーXですね。こちらはファイナルファンタジーシリーズらしいスケールの大きさに代打は圧倒されました。6もひどく好きです。ケフカという印象的なラスボス、前半後半がざっくり割れていて後半部分で散りぢりになった仲間をもう一度集めに行く展開が好きです。こうしてみるとやり込み要素の強そうなゲームが代打は好きなようです。そして唐突なシナリオも好きなようです。

●次に代打の好きなドラゴンクエストの順番(1&2は割愛しています)です。

3 >>> 8 >>5>6>4

3の良いところはドラゴンクエスト唯一のキャラメイキングシステム、これは本当にウィザードリィを彷彿させる素晴らしいものでした。そして、なんと言ってもドラゴンクエストシリーズ最大のシナリオ、実は代打は全然ネタバレを知らないままドラゴンクエスト3を始めたので、本気で度肝を抜かれました。

8が好きな部分は(実はクリアしていないんですが)3Dキャラになってフィールド上を駆け回れるところが、ひどく好きです。ドラゴンクエストの進化として代打はこの8のとんだりはねたり出来る部分に非常に好感を持ちました。

5はSFC版とDS版を両方プレイしましたがデボラの登場するDSが好きですね。DS版はコンパクトな感じがして非常に好感が持てます。

6はなんといってもテリーでしょうか。ドラゴンクエスト史上最大の期待外れとも言われているあのテリーです。ニンテンドーDS版の発売は決定しているのでちょっと楽しみです。

4はキャラメイキングシステムの3の次作だったのでその部分で自分的にはちょっと期待外れ感がありました。今思うととっても良い話だったと思います。でもFC版ではピサロについて救いがなかったので、ちょっとそこが悲しかったんですが、それ以降のバージョンではピサロも仲間に出来るようで、それはちょっとという感想もあります。

7ですか、7のことは忘れてください。

●お待たせしました、ドラゴンクエスト9 星空の守り人の4時間分くらいの感想です。

長くてすいません、ここまで書いたのは単純にほめたかったからです。4時間やった限りは最高です。自分にとってドラゴンクエストの最高傑作は3だと思っているんですが、キャラメイキングシステムを伴う無口な仲間たちのいる今作は伝説の3に近い出来で、しかも移動は8と同じなので、とっても気に入っています。しかもキャラの顔も小さな画面のわりにはっきりと認識できるので、近作で代打はやっぱり鳥山明の絵はすげえなあと感じました。現在のところ10点満点で10点か9点の出来だと思っています。

  • 良いと思った点
    • 単純に楽しい、とにかく楽しい
    • キャラメイキングの復活(3以来の無口な仲間たち)
    • 着せ替えシステムは楽しい(組み合わせによってはちょっとアレ、白いTシャツとブルーガードとか)
    • 鳥山明っぽさを今まで以上に感じました。
    • ストーリーも実は気に入っています、天使であることとか
    • シンボルエンカウントになったのでザコ戦はある程度かわす事も出来る。
    • 携帯ゲーム機なのでいつでもどこでもできる。
    • ニンテンドーDSなので余計な読み込みがいっさいなく、その点では軽い。
  • ちょっとアレかなと思った点
    • 特にはないけれど、しいてあげれば↓
    • 戦闘エフェクトは少しもっさり感があるかも、でも慣れたらそうでもないので少しの辛抱のような気がする。
    • 移動中にもっととんだりはねたり出来たらさらに楽しかったかも。
    • シナリオの途中でドラゴンクエスト9星空の守り人のタイトルが出るオープニング部分の音楽がいつものあの曲でなかったのでちょっと残念に感じました。

繰り返しになりますが、現在までのところ代打的には10点満点で10点か9点くらいはあると思ってます。ニンテンドーDSで開発がさくさく進むなら、代打的には次回作もずっとプラットホームはニンテンドーDSでいいんだけどな、というのが正直な感想でしょうか。まだダーマの神殿すらたどり着いていない時点での感想ですが。


ドラゴンクエスト9 星空の守り人