ドラクエ9持って、町へ出よう。すれちがい通信のこと。

代打がそうそうにドラゴンクエスト9星空の守り人に手を出した理由なんですが、実は「すれちがい通信」がやりたかったんです。

説明します。すれちがい通信とは、ニンテンドーDSを誰にもばれないようにポケットまたはカバンにそっと忍ばせておいて、町へ繰り出します。ニンテンドーDSは侍に例えるなら刀の刃の部分に当たるので基本的に見せたら負けです。何故勝ち負けがあるのか、誰に対して負けなのかということはさておき負けです。話がそれました。続けます。中のゲームソフト、この場合だとドラゴンクエスト9になるんですが、これを起動してすれちがい通信にセットしておくと、あなた、なんと、見知らぬ人2人がすれ違った瞬間にDSが勝手に通信してデータのやりとりをするんです。ちょっとしたスパイみたいじゃないですか。2人が出会った瞬間に決着がついているわけですよ。誤解を招くようなことを書きました、お詫びと訂正をします。別に勝負もしませんし、決着もつきません。別の言い方に改めます。言ってみればボーイ・ミーツ・ガールですよ、全盛期の小室哲哉さんならサラサラと曲に仕上げてミリオン達成だと思います。まあ、だいたいの場合はボーイ・ミーツ・ボーイなんですけどね。とにかく、これがすれちがい通信です。

ドラゴンクエストニンテンドーDSで発売されているシリーズでは45にもすれちがい通信の機能はあるんですが、4のDS版は未プレイ、5もかなり後で代打はすれちがい通信に気がついたため、実際に代打がすれ違えたのは3-4人くらいだったんです。

なので、このドラゴンクエスト9の発売の瞬間を代打は心待ちにしていました。そして昨日、代打はニンテンドーDSを持ってついに名古屋の町をうろつきました。

ドラゴンクエスト9すれちがい通信は宿の呼び込みだそうです。他の方のキャラクターを自分のDSに呼び込みをしてください。という内容なんです。

名古屋の町で人通りが多いのは確かに栄とか大須とかもあるんですが、やっぱりJR名古屋駅が圧倒的ですね。特にJR高島屋ができてからは本当に人通りが多いです。で、このJR名古屋駅に金時計という待ち合わせスポットがあるんですが、建物の逆側に銀時計というところもあるんです。で、この金時計と銀時計をいったりきたりするだけで、あっさり3人の方をご案内という感じです。

そんなわけですれちがいましよ、いろいろな方と。

2-3時間くらいの間でしたが、合計72人くらいです。(画面は75人ですが残り3人の方は別の場所ですれちがいました)

72人て。

そりゃたぶん、秋葉原とかに比べれば全然な数字だとは思いますが、代打にしてみりゃドラゴンクエスト5の時は30万人都市岡崎では一人もすれちがえなかったのでびっくりです。それが72人ですよ。これだけの人数の人がみんなカバンの中にドラクエ仕込んでるわけですよ。もし彼らがテロリストでこれが小型爆弾だったら、この国ではいとも簡単にテロ成立ですよ。代打は日本の国の将来を憂いているわけですよ。憂国のゲームショップ店員ですよ。言うにことかいてテロは言い過ぎですね。お詫びします。とにかく今のドラクエにはそんな風に若者を町に駆り出す力があるわけですよ。寺山修司が「書を捨てよ、町へ出よう」とアジッたところで、そんなに町へ若者がでるんでしょうか。あなたの知らないところでそっとドラクエによる革命が成立しとるわけですよ。もう、そのうちワールドビジネスサテライトとかで特集組まれますよ、YAHOOのトップページにニュースとして流れます。「どうして若者はドラクエ9を持って町にでるのか!?」とか「ドラクエ9その意外な経済効果」とか。だってそうでしょドラクエ9で町に若者がお金を落とすわけですから経済効果がないはずがありません。あとたぶんこれを読んだコムショップスタッフはプッと笑うと思います。代打はまだ若者区分のつもりかよ、と。

あのでも、この72人という数字は苦労の結晶なんですよ、実は。いっぺんに3人までしかご案内できないシステムなので、3人のお客様を集めたら人の見えないところでDSを再設定しなければいけないんです。いや、もしですよ、もし代打の容姿がリア充的な感じであるならば、金時計(待ち合わせスポット)のところで堂々と、ちびまる子ちゃんの花輪君のごとき表情で「まいったな、待ち合わせの人がこないよ、ははん」と言いながら暇つぶしとしてニンテンドーDSをプレイするフリをすれば全然OKなはずなんですが、こちらはほら、ゲームに、いやゲームだからこそ、必死なわけじゃないですか。ニンテンドーDSは自分にとっては必殺技です。誰かに見せるわけにはいかないんです。つまり人のいないところで再設定です。その結晶が72人です。いや電車の中とかはありですよ。あと壁に持たれてゲームを楽しんでいるフリまではあり。でもそれ以上は無理。

JR名古屋駅は新幹線の駅でもあるのでけっこう色々な地方の方がいらっしゃいました。
こんな方もいらっしゃいました。

電撃プレイステーションの前編集長という肩書きで「狩られ道」という本を出している方だと思いますのでのせちゃいますが、もし不都合があればご連絡ください。画像をなかったことにしてお詫びいたします。

他にも長崎の方とか福井の方がいらっしゃいましたね。三重と岐阜の方は近くということもあって複数人いらっしゃいました。

そしてこんなことがありました↓

このあと宝の地図をもらいました。この方のほかにもたくさんの方より地図をもらいました。代打に宝の地図をくださった方ありがとうございます。

そうです。宝の地図というアイテムがあるんです。この地図は宝のありかの入り口を指し示すものらしく代打も入り口を見つけて探索にでたんですが、まだまだレベルも低くレベル1の宝の地図ですらボス戦で全滅しました。このゲームはじめての全滅です。銀行に貯金してから戦えばよかったと思っています。地図にもレベルがあってレベル1でもまだレベル20強の代打にはちょっと荷が重かったです。ボスを倒すと一応この地図はクリアとなって配布できるっぽいんですが、そんな調子なので代打から皆様に地図をお渡しすることはまだ出来ません、すみません。

こんな方もいらっしゃいました。


絶対に女子小学生ではないと思いますが、メッセージに何か書いてあると楽しいですね。

前回のドラゴンクエスト5では数人の方としか、すれちがうことが出来ませんでしたが、今回はたくさんの方とすれちがうことができて楽しかったです。まだドラゴンクエスト9の本編は全然進んでいないんですが、ある種、目的を達成した気持ちになっています。

そんなわけで「だいだ」の本当の戦いはこれからだ!