PS3の4月発売予定のタイトルがいっきに2倍増です!

もともとは「ニワトリが先か?タマゴが先か?」というタイトルだったんですが変更しました。こっちの方がおもしろいですし。

で、「ニワトリが先か?タマゴが先か?」っていうのは要するにソフトが先か?ハードが先か?ってことですね。WiiとかPS3の話ですよ。どちらかと言えば。

もしかしたら前回のダイアリー「はじめてのWiiを買うぞ」を読んでいた人の中には「Wiiの話題を取り上げるということはあれか?コムショップ通販のメルマガ代打担当は勝ったのか?勝ったのか?」という疑問がわいているのかもしれませんが、まあ、代打担当の口から言うことがあるとするならば…

「そんなわけあるかい」

と、だけ言わせてください。ダイアリーを見ている方々がドン引きになるくらい勝って、ニンテンドーWiiソフトを鬼のように買うというショップ店員にあるまじき展開になるのが夢でしたが、それは出来ずに残念ながら、今回はゲーム機と通販とロングテイルについてでも語りたいと思います。

少し前にPS3の新作発売タイトルが少なすぎてヤバイ!みたいなことを書いたんですが、4月に入って少し改善されてきました。

どうです、PS3の4月発売のタイトルが2倍増です!

とりあえず代打担当が非モテの代表としてPS3を応援します!といいながらWiiを買った気持ちがわかるでしょ。ニワトリが先なのかタマゴが先なのかは代打担当にはわかりませんが、とりあえずソフトとハードでは、今回はソフト側を優先させてWiiを買いました。Wiiにはまだまだ有力なソフトはあまりありませんが、それでも「Wiiスポーツ」や「ゼルダの伝説」「スイングゴルフ パンヤ」あたりのソフトはWiiを買う理由になるソフトなのではないかな?とは思います。まだプレイしていない状態なのでなんとも言えませんけどね。

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少し前に流行ったWEB2.0用語にロングテイルロングテール)という言葉があるんですよ。

要はアマゾンとか大手WEB通販サイトでは品揃えをよくすることにより、数量の売れる人気商品(=ヘッド)だけでなく、ニッチ(隙間的)な大衆受けしない商品(=テイル)も数量的には少なくても、多品種たくさん売れて儲かるみたいな理論だったと思うんですよ。たとえばショッピング・モールの営業さんが小売店を口説くときに使いそうな言葉ですよね。「ロングテイルでWEB通販は儲かります」みたいな。

冗談で愛知県岡崎市WEB2.0企業ですと言い張っているコムショップ通販ですが、そんな自分からしてもロングテイルについては誤解を受けているのかもしれないと最近思ったわけです。

もしかしたら、ロングテイルのイメージってのは商品アイテム数を増やせば増やすほど、ニッチな商品がジャンジャン売れて、そこで利益がバンバン増えますっ!って思っていませんか。

「そんなわけあるかいっ!」

ニッチな商品を増やせば増やすほど在庫リスクは増えるわけなんですよ。純粋にお店の販売員としての気持ちだけでいえば、店員はお客様に「No」を言いたくないんですよ。お客様が求めている商品は全部在庫として置きたいんですよ。当たり前ですよね。

でも実際にそうしている通販サイトは少ないですよね。ということは無理な理由があるからだと思うんです。もちろん、テイルの部分をうまく魅せる仕組みを持っているamazonのようなサイトもあります。そういう意味においてamazonは別格だと思います。なのでもしも「通販サイトにおけるロングテイル」についてマジメに考えたいのなら、むしろ「amazonの商品を魅せる仕組み」についてマジメに考えたほうが建設的だと思います。

じゃあロングテイルはなんなんだ?ってことなんですが、実際に店舗や通販サイトをやっていた人間の感覚としては、テイル(品揃え)の商品が売れるように品揃えすると、今度はその影響で集客効果が高まりヘッド(人気商品)がより売れるようになるというのが感覚としては近いです。またテイル部分を魅せ方を考えずに増やすとあっという間に不良在庫の山となって手詰まりになります。「ロングテイルは品揃えで集客を増やして、結果として人気商品が売れる」というのが正解のイメージに近いんじゃないのでしょうか。

でも、これってイメージ論なんですよね。人気商品(ヘッド)が売れたから、品揃え商品(テイル)の取扱い品目が増えるわけですし。品揃え商品(テイル)による集客効果があるから人気商品(ヘッド)がより売れるわけですし。じゃあテイル(品揃え)が先か、ヘッド(人気商品)が先か?って話ですよ。

で、結論から言えば、それは右足、左足の関係で、そんなもんはうまく歩調をあわせないと、バランスを取らないといけません、きちんと歩けませんよ、という大変つまらない結論で本当にごめんなさい。

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ところで話は戻ってPS3の話です。ハードが売れるからソフトが売れるのか、ソフトが売れるからハードが売れるのか?ってことなんです。たとえばFF13が発売されればPS3はそれなりに売れると思います。でもPS3のハードの普及台数が現状のままの状態で本当にFF13は発売されるのでしょうか?疑問です。ということはPS3とスクエア・エニックスのチキン・レースになってしまうんでしょうか?