ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争

最近は通勤電車の中では、ニンテンドーDSを持っている方もやっぱり圧倒的に多いんですが、よおく観察してみるとPSPをもっている方々もちらほら。そんなわけで、代打担当もついにPSPを買ってしまいました。

そんなわけで、代打があわせて買ったゲームが二つ、ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争パロディウス PORTABLEです。パロディウスについてはまたの機会に譲るとして、今回取り上げたいのはファイナルファンタジータクティクスの方です。

ファイナルファンタジータクティクスは従来のファイナルファンタジーシリーズとは異なり、マップ上でキャラクターを操り、マップの地形や高低差を利用してモンスターや敵キャラと闘うという感じで、ジョブシステムやアビリティシステムは従来のファイナルファンタジーというRPG要素とシミュレーション要素があちこちで絡み合う作りになっているんです。

で、通常のRPGというものは主人公のキャラクター設定がある程度固定されていて、まあ正統派の勇者様というか、なんと言いますか、剣をふるい、若干の白魔法が使えるというイメージなんですが、このファイナルファンタジータクティクスはけっこうやりたい放題で成長させられます。

なので代打担当のラムザ(主人公の名前)は基本的にシーフです。一番の仕事はアイテムを「盗む」こと。もしくは弓使いや風水士として後方からちくちくと相手のHPを削ります。白魔法も黒魔法も使いません。正統派の剣なんて使用しません。ひたすら攻撃&逃走を繰り返すとんでも主人公様です。さらにこのラムザの特にお気に入りのアビリティが「密猟」。「盗む」と「密猟」を繰り返し、遠方からひたすら矢を撃ちまくるラムザのことを考えるとドキドキして夜も眠れません。

そういえば、コムショップブログのコムタローがファイナルファンタジータクティクスは「シナリオがダークだよ〜」とコメントしていましたが、たしかに僕の使っているキャラクターは全体的にシーフや弓使い、風水士のようなキャラクターばかりで、ジョブポイントというものを稼ぐために殴れる奴なら味方でも平気で殴る、瀕死の敵は回復させておいてさらに殴るといった「何が正義で何が悪かわからない」状態で、ダークといえないこともない感覚のゲームですね。

ファイナルファンタジータクティクスプレイステーション版のリメイク版となっていますが、通常のファイナルファンタジーシリーズとはおもむきが異なるためプレイしていない方もたくさんいらっしゃると思います。シナリオが若干複雑でゲームとしての難易度も易しいほうではありませんが、ゲーム好きで時間がある方なら是非プレイしてほしいような内容です。