余ったお年玉で買うべき10のDVDアニメ

コムショップ通販のお客様の客層というのはどちらかというと、お年玉をもらう方よりもはるかにお年玉を払う方の方が多いのですが、その関係なのか何のなのかは分かりませんが、例年、コムショップ通販そのものの注文量は、年末よりもはるかに年始の方が多いんですね。推察するに、お年玉などの年末から年始にかけての出費を終えて、よし、自由にお金が使えるぞ、という方たちの購入の割合が増えているのではないかと考えたりします。

そんなわけで(代打も含めて)余ったお年玉で買うべきアニメDVD特集です。

代打はDVDアニメについてあまり詳しくなく、どちらかというとマンガ読みで、マンガならかなり読んでいる自信があるのですが、そんな代打の選ぶ、マンガは読んだけどアニメはあんまり見てないというかほとんどまったく見てないけど、ちょうどいいのでこの気に一気にオススメしてしまいます特集です。

特にこのドサクサ紛れにコムショップ通販の商品を売ってやろうとか、そんな野心はあんまりなく、どちらかと言えば「このマンガはアニメになってるんだ、ちくしょー」「このマンガがオススメだぜ、ちくしょー」的な特集なので、リンク先に普通に在庫がなかったり、リンク先が中途半端だったりしますが、すいません、あんまり気にしないでおいてください。


さよなら絶望先生

代打イチオシはもちろん久米田康治の「さよなら絶望先生」ですね。絶望した!の名台詞とともにサンデーを終われ、マガジンで連載をはじめた21世紀の歴史的傑作です。すいません、言い過ぎました。すくなくとも2000年代の名作です。時代を風刺したその批評性に感激すべきです。ヤッパリ言い過ぎました。でも皆さん見れば良いと思いますよ。第2期もそろそろ始まりますし。


プラネテス

2番目にご案内はプラネテス幸村誠原作のメチャメチャ硬派でシリアスな感じの作品です。星雲賞コミック部門を獲得もしています。星雲賞ってご存知ですか日本のSFではけっこう権威のある賞なんですよ。あの、硬派といっても萌え萌えではないという意味くらいにとってくださいね。2070年代の宇宙開発時代の物語で主人公は宇宙のゴミを拾う仕事をしているんですね。なんだかこう書くとガンダムZZを思い出しますが、ZZよりはもっと硬派チックです。


ぼくらの

3番目にご紹介が鬼頭莫宏原作「ぼくらの」。主人公が15人の普通の少年・少女でジアースという名前のロボットを操って敵と闘うといった内容なんですが、そのジアースというロボットは操縦者の生命をエネルギーにしているので、敵が現れるたびに主人公たちは一人づつ死んでいくんですね。ある意味形の違うバトル・ロワイアルなんですが、やたら殺伐としてこの作品はハードです。代打はアニメ版は見ていないのでなんとも言えませんが、ストーリーなどもマンガ版をそのままストレートに移植した内容ではないらしく話題になっています。


おおきく振りかぶって

4番目は高校野球を題材にした「おおきく振りかぶって」です。原作はひぐちアサという人で代打はこの人の書いた「ヤサシイワタシ」とか「家族のそれから」が好きですね。特に「ヤサシイワタシ」は1・2巻構成なんですが、1巻から2巻でいきなりストーリーが変わるんで読んでてびっくりしました。いや、そんなことではなく「おおきく振りかぶって」ですね。主人公が三橋という性格は情けないけどコントロールだけは凄いピッチャーで、ちょっと強気の阿部というキャッチャーと弱小野球部で甲子園を目指すみたいな話なんですが、とにかく、普通の野球マンガってピッチャーVSバッターがメインじゃないですか。もしくはバッテリーVSバッターですよね。基本的にこの「おおきく振りかぶって」は三橋と阿部の会話によってストーリーが進みます。三橋「阿部君は、僕が阿部君の言うとおりに投げられないから僕のことが嫌いなんだ…」阿部「三橋、オレを信じて投げろっ」的な。ほとんど一試合これで終わります。そういう意味では画期的です。


怪物王女

5番目にご紹介は怪物王女です。原作は光永康則という人です。この作品の主人公は気弱な少年なんです。役割的には怪物王女のシモベです。で、この怪物王女という物語には、フランケン(フランドル)、狼男(女性なので狼娘?)、ドラキュラが登場して、そうです、藤子不二雄の怪物くんのパロディ的な側面もあると思います。


PROJECT ARMS

6番目 「PROJECT ARMS」。SPRIGGANなどで有名な皆川亮二の「ARMS」を原作にしたアニメです。すいません。代打はARMSが大好きだったのですが、アニメ化されているのを知りませんでした。でも知ってました?キースシリーズの4兄弟(ブラック・ヴァイオレット・シルバー・グリーン)ってガンダムのザビ家の4人(ギレン・キシリア・ドズル・ガルマ)をモチーフにしているんですよ。


のだめカンタービレ

7番目 「のだめカンタービレ」、二ノ宮知子が原作で、ドラマにもなりましたね。ドラマではシュトレーゼマンを竹中直人が演じて怪演でした。原作は少女漫画になるんですがコムショップの中でもたびたび話題にあがる人気作です。


DEATH NOTE

8番目 「DEATH NOTE」、思うんですよ、会社で代打が何かをいったタイミングで他の人がメモを取り出すと、何か気に障ることを言ったんじゃないだろうか?あれは彼(もしくは彼女の)デスノートではないだろうか?と。そんなことを考えると夜も眠れません。


銀魂

9番目 「銀魂」、原作はデス・ノートと同じくジャンプです。代打はこのマンガの台詞回しとかタイトルのつけ方が好きです。未来なんだか、幕末なんだかわからない混乱した時代設定が良いですね。


GANTZ

10番目 「GANTZ」って面白いですよね。本当に何でもありで、途中で主人公ですら普通に登場しなくなったり、死んじゃったりするんですよね。そんな「GANTZ」がアニメ化されてます。はじめに話を聞いた時にはGANTZのアニメ化はいろんな意味で無理だろと思ったんですが、意外になんとかなったみたいです。冗談と殺伐の頃合がちょうど良いと思います。

凄い勢いで駆け抜けさせていただきましたが、本当は言いたいことが全然足りないんですが、というか、10個じゃ全然足りないとうのが正直なところですが、正月ということでよろしくお願いします。そして今年もよろしくお願いします。