困ったときは叫ぶんだペルソナッーって

前回の日記でPSPのRPG剣と魔法と学園モノ。」をプレイしていてこれはウィザードリィにそっくりだ!というようなことを書きましたが、
その後にアトラスより4月29日に発売されたペルソナ PSPをはじめました。

このゲームは初代はプレステで発売され(実はWindows版ペルソナもあります)、その時は「女神異聞録ペルソナ」というタイトルで女神転生シリーズの外伝的な位置づけだったんですが、評判がよかったようで、ペルソナ2罪と罰)、ペルソナ3ペルソナ4とシリーズが作られています。3をモチーフとしたアニメまであります。

女神転生シリーズの外伝的なはじまりだったこともあり、雰囲気はデビルサマナーに近いでしょうか。もちろん女神転生的に悪魔を合体させて今回のゲームではペルソナと呼ばれる悪魔を作り出す要素は健在です。ただ若干違うのはペルソナを自分に降臨させてスキル(魔法など)を使う方式になっています。

そんなペルソナ PSPを代打はプレイ中なんですが、プレステ版に比べてセーブポイントも格段に増えて親切設計になったと言われるペルソナ PSPですが、ちょっとつまづきました。

もともとはウィザードリィ時代からの習慣で、RPGなんてものは灰と隣り合わせの青春が基本なんだよ。死をきちんと受け止めよう。死から蘇生に失敗したら灰になり、灰からの蘇生に失敗したらロストするんだ。くらいの気持ちでRPGはやらなきゃいけないと思うんですよ。たとえば全滅したらお金が半分になって再開できるドラゴンクエストはどこかぬるいと思ったりもするんですよ。

何が言いたいかというと、あんまりセーブしていませんでした。
そして少し自分を過信していました。
アトラスをなめていました。









便器から女の子が出てきて全滅しました。

何を言っているのか分からないと思いますが、とにかく便器の中から女の子が出てきてゲームオーバーになりました。

正確に言えば便器から女の子がでてきて自爆して5人パーティのうち3人が戦闘不能になり、残りの2人がHP1になったので逃げるを選択したら逃げられず、全滅しました。あっという間の出来事です。3時間分のレベルと新たに生み出したペルソナたちとアイテムが無になりました。なんて恐ろしいゲーム。

いや、ウィザードリィでキャラクターがロストしたと思えば…。
そうやって自分をなぐさめてもう一度ペルソナ PSPの3時間前のデータでトライしたいと思います。

そのこと(便器が爆発して全滅したこと)をコムタローに話したら、「何をいっているのかさっぱりわかりません」とまるでサッカーワールドカップのベルギー戦後に「ベルギーは赤い悪魔でしたか?」と問いかけられた中田英寿のようなリアクションをされてしまいました。

こんな時はどんな顔をしていいのか分からないですが、とにかく「ペルソナッー」って叫びたくなりました。このペルソナ PSPの中ではスキルを使うときにペルソナを降臨させるんですが、その際にキャラクターは「ペルソナッー」って叫ぶんですよ。ゲームの中なら代打のペルソナ(おそらくはザ・ランプ・オブ・シュガーって名前)が登場してコムタローをやっつけてくれるんだろうなあ、と思いました。


ペルソナ PSP